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2009 EXHIBITION

GALERIE ANDO PAST EXHIBITIONS



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黒一色と思われる画面は、時間の経過と共に多数の色が現われて来ます.線も形も筆致も排除し、黒以外の多数の色の層を重ねる事で、ゆらぎながら見えて来る光と闇は、魂を浮遊させてくれる深い空間を作り出しています

スポイトで一滴ずつ積み上げた磁器土の点の集積は、煉瓦積みと変化を見せ、滴の大きさも過去最小となり、一層密度が増しました.
又、色彩も深い緑に変わる事により、新たな存在感を見せています

今回は東京湾等に流れ着いた流木とマッチ棒を素材とした壁掛けの新作7点の展示です

素材が持つ長い時間の記憶が土屋氏によって、又新たな生命を持って生まれ変わり、感動と共に消費社会に対する深いメッセージを投げかけます.

庇を始め、電球、ハート、卵等、多様なオブジェを創り続けている岡崎氏の今回のモチーフは、広島原爆の”黒い雨のシリーズ”である.岡崎氏は、このテーマを長年に渡り取り組んでおり、命の大切さや原爆の悲惨さを静かに美しく表現している.原爆ドーム、庇の立体作品と、写真作品2点を展示.
2010年09月11日〜11月03日まで、神奈川県立近代美術館(鎌倉)で個展が予定されています.

色彩の美しさと、展示の独創性を見淤見一秀せてくれる内海氏ですが、今回は天井から10cmの高い位置に同サイズの新作12点を横一列4面に展示.色に包まれる感覚で、改めて色の持つ力、存在感を感じる展覧会でした.

Exhibition of Galerie Ando's Collection
06.16(TUE)- 06.27(SAT)

ギャラリーの収蔵品を中心に6人の作家の作品を展示しました.左の画像は、淤見一秀氏のガラスにサンドブラストをした作品です.

 「WHITE NOISE」 思索された溯及概念

昨年の東京大学,駒場博物館での3ヶ月に渡る展覧会に引き続き、「WHITE NOISE」のシリーズの展覧会。油彩の可能性を針や面相筆,指等を使い、2次元と3次元が一つの空間の中で融合した作品を発表。
   


一 Kinesis 一

Kinesisシリーズで制作を続けている間島氏の新たな展開を感じさせる大作150x250cmを中心に、目線を避けて展示するなど、4壁面それぞれに思い切った展示を見せてくれました。


 

「窓を通して」

風に揺れるカーテン、ブラインドの隙間から見え隠れする外の景色、ガラス窓に映る室内の様子、ビルとビルの間に見える空の形などが、山本晶の瞬間の感覚で描かれている.キャンバスに油彩作品が29点、紙に油彩の作品が37点と多作である.

オリジナルフォトグラムという技法で、モチーフの花の画像を印画紙に直接焼き付けるので、写真でありながら、ネガやポジは存在しません.透過していたり、拡大された画像が緻密に表現されていたりで、レントゲンとコピー機と顕微鏡が一体化したような不思議な画像は花が本来持っている美しさとは又違った魅力を引き出しています.